インクルーシブデザインアプローチによる仮説生成リサーチ協力|株式会社KOKUA(2023)
プロジェクトの内容
実施期間:2024.02-2024.04
クライアント名:株式会社KOKUA
パートナー:仲沢 実桜(グラフィックレコーディング)
実施分類:インクルーシブデザインワークショップによるリサーチ支援
「誰ひとり取り残さない防災」を目指している株式会社KOKUAさんと「「防災をアップデートする!」をテーマにインクルーシブデザインワークショップによるリサーチを行いました。電動車いすユーザー1名、視覚障害者ユーザー1名、聴覚障害者(難聴者)2名の計4名の大学生リードユーザーのみなさんとともに、「避難所」を切り口に探索しました。
防災の領域は、日常生活には出てこない領域だからこそ、その非常時の状況は想像することが難しいのが、リサーチにおける難しさです。
今回は非常時に普段の生活を再現できるのか、どのような防災グッズが必要になるかを考え、いざというときのコミュニケーションについても探ったワークショップ型リサーチです。なお、今回は一部参加者を募集し、一般参加者の視点も取り入れながらのリサーチとなりました。
また、今回は想像しがたい防災というテーマの想像力を働かせていくために、グラフィックレコーディングの導入を行いました。他のユーザーとの対話の中で見えてくるニーズや仮説が異なる中で、今回グループを越境した対話の時間を設けることが難しかった点を補うことができました。