Collableの活動

Collableの活動

五感ミュージアムについて

Collableでは、インクルーシブデザインの考え方を用いたワークショップを中心に、多様性をはらむ環境(ヒト・モノ・コト)の関係性を豊かに編むために、たくさんの芽を探し、それを実践や開発によってカタチにします。

障害の有無を始めとした、多様なバックグラウンドを持つ人々とともに共同し、発見や創作、学びのプロセスを楽しむことを通して、参加者の相互理解、人間同士のより良い感情の結びつきを生み出し、あらゆる人々が地域コミュニティへ参画可能な未来を創り出します。例えば、眼が見えない人とのグループワークにおいては、晴眼者にとっても使い易い新たなコンセプト、デザインの商品を生み出すことが出来ました。

私たちはこの活動に、箱のないミュージアム、「五感ミュージアム」と名付けました。「ミュージアム」と呼びますが、拠点はありません。各地に飛び回るミュージアムです。みなさんと、Collableの生み出す「五感ミュージアム」でお会いできることを楽しみにしています。

インクルーシブデザインとは

Collableの実践するインクルーシブデザインは、高齢者や障害のある人など、特別なニーズを抱えるユーザが新しいモノ・コトを考えるデザインプロセスに参加することで、新しい価値を生み出そうとするデザイン手法です。

例えば、知的障害の子どもの持つこだわりは、日常生活では煩わしさを感じるものであるかもしれません。しかしそれがワークショップという場では、表現やコミュニケーションの糸口となることがあります。

社会には、多くの異なる感性や価値観で世界を見ている人がいます。それらはともすれば軋轢となり、差別や偏見を生む原因にもなりえます。しかしながら、それらの違いを面白く翻訳したり、楽しい視点に置き換えてみたり、様々なシチュエーションに照らし合わせて考えること(キュレーション)を通して、その場の全員に良い影響をもたらすことも可能であると私たちは考えます。

プログラム紹介

Collable Kids Museum -多様なこどもたちの遊びの場をつくる-

余暇活動や課外活動と呼ばれる活動に近く、こどもたちと体をつかって表現したり、身の回りのもので新しいものを作ったりします。こどもたちが自由に生み出すこと、人と協力することを楽しむ「教室と公園のあいだ」のような空間をつくりります。 活動によって、参加できるこどもたちは様々ですが、対象年齢が合えば、誰でも参加OKです。学校や家庭では見逃されがちな得意なことや、表現のちからをみつけだして、保護者のみなさんにもご報告させていただいています。

ワークショップは年4回、アトリエ活動や遊び実験会は毎月実施しています。企画・運営は認定されたクルーメンバー(ボランティア)が行います。

過去の活動については、プログラムレポートページをごらんください。

Collable Kids Museum OutReach for School -遊びの場の学校出張-

Collable Kids Museumの学校への出張版プログラムとなります。学校での「交流及び共同学習」における「障害のある子どもと障害のない子どもが活動を共にする機会」として、特別支援学校および特別支援学級との共同の機会を設けます。ワークショップをアーティストと行う場合は、パートナーアーティストと一緒に学校に訪問し2時間のワークショップ型授業を実施します。

詳細はこちらよりお気軽にお問い合わせください。

Collable Design Museum
 -マイノリティから得える視点を価値に-

インクルーシブデザインワークショップを、様々なテーマで行っています。ヒトとモノ、ヒトとヒト… 日常的に身の回りにあるものやなかなか触れないヒト、コトにフォーカスして、多様なヒトたちとのコラボレーションを通して考えるからこそ、思いがけないアイデアが生まれ、そのアイデアを一緒に生み出した者同士の関係性は深いものになります。

ワークショップの際に特別にお呼びする人は、見えない人や車椅子の人などの障害のある人だけでなく、高齢者や妊婦さん、ちいさいこどもをもつお母さんなど、その時のテーマによって様々です。彼らをリードユーザーと呼んで、そのワークショップを一緒にリードしてくれる存在としてお招きします。

企業様とのヒアリングを兼ねたワークショップ企画や、商品開発、研修などにもお邪魔しています。下記をご覧いただき、詳細についてはこちらよりお気軽にお問い合わせください。

企業さまとのコラボレーションについて

Collableは、多様な人達との齟齬をなくすだけでなく、価値にするような取り組みを社会に数多く届けたいと考えています。そのため、より社会にインパクトのある企画を企業のみなさまのお力を借りて、双方のちからで広げていきたいと考えています。

1. Collableと何をしたらいいか迷っている皆様へ

是非一度Collableのイベントやワークショップのご見学にお越しください。ご見学の際は事前にこちらよりお問い合わせください。

2. ボランティア参加を企業研修へ

多様な人たちと協力すること、多様な人たちをつなぐことの経験をCollableの現場で体験していただき、社内での多様な人たちとのコラボレーションに活かしていただきます。

3. 多様なヒトと価値を生み出す講座

Collableのキュレーター講座が出張します。実際に企業の中で価値を生み出すための取り組み方、ワークショップのデザインや、ヒトとの関係性づくりを学んでもらいます。

4. ご寄付等での応援

CSRなどで応援していただく企業様を募集しています。応援いただけます企業様は、CollableのWebサイトのトップページや報告会等でのご紹介をさせていただければ幸いです。詳しい情報についてはこちらをご覧ください。

5. 共同企画

課題解決の取り組みを、0から一緒に考えて取り組みます。例えば異人材研修では、多様な人とのコラボレーションから、新しい価値(イノベーション)を生み出すためのワークショッププログラムを提供したり、新規事業や商品開発のプロセスでインクルーシブデザインやワークショップを用いた開発支援を行ったりしています。

詳しくはこちらよりお気軽にお問い合わせください。

研究成果報告

Publications and Presentations(2016年9月 更新)学術論文誌 査読付 Refereed Journal Papers

  • 安斎勇樹,塩瀬隆之,山田小百合,水町衣里(2013)インクルーシブデザインワークショップにおける共感的理解を促すアイスブレイク手法の提案.日本教育工学雑誌 37(Suppl.), 97-100.

学位論文 A Master's Thesis

  • 山田小百合(2013)ワークショップにおける自閉症児と健常児の社会的相互作用に関する研究. 東京大学大学院学際情報学府 修士学位論文

国内学会・研究会発表論文 査読無 Domestic Conference Papers

  • 安斎勇樹,平野智紀,山田小百合,塩瀬隆之(2016)視覚障害者との対話を通した美術作品鑑賞の実践.美術科教育学会第38回大阪大会.
  • 山田小百合,村田香子,新谷美和,中村公美,朝倉民枝(2015)日本子ども学会 ポスター発表「障害のある子もない子もワークショップ:物語作成ワークショップの実践報告」.第11回子ども学会議. (ポスター発表) <※ 優秀発表賞>
  • 佐藤朝美,熊井晃史,山田小百合,星野俊樹,野島瑞樹,星野裕之,山内祐平(2014)「俯瞰」と「没入」活動を取り入れた「まち遊びキット」ワークショップの開発. こども環境学会2014年大会.
  • 山田小百合,熊井晃史,星野俊樹,佐藤朝美,山内祐平(2013)ミニチュア「まち遊びキット」を用いたワークショップの開発.第10回子ども学会議. (ポスター発表)
  • 水町衣里,安斎勇樹,山田小百合,塩瀬隆之(2012)インクルーシブデザインワークショップにおける共感的理解を促すアイスブレイク手法の提案. 日本教育工学会第28回大会講演論文集, 599-600
  • 山田小百合,森玲奈,山内祐平(2012)ワークショップにおける自閉症児と健常児の社会的相互作用の評価.第66回 人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会

 

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